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はじめの一歩

先日駅の売店で「はじめの一歩76巻」が並んでいるのを見た。
妹の旦那がこのマンガを好きで、いつだったか妹の家に泊まった時に読んでから俺も好きになった。現在も「週間少年マガジン」で連載中の熱血ボクシングマンガだ!

はじめの一歩_f0091289_22521143.jpg今日、電車で出掛ける用事があったので、その暇つぶしの為に76巻を買った。その中の話をきっかけに変な幼児体験を思い出してしまった。
左の絵の1番デカイ人は2階級制覇の世界チャンピオン鷹村・・・
下の名前は忘れた。
この人がまったくの悪戯好きなのである。

いつもロードワークをしている土手沿いに、いつの間にかバイクのオフロードコースが出来ていた。そこで昇り降りのあるそのコースをいつものロードワークに加えようと鷹村は考えた。
一歩もその提案に賛成し、早速そのコースを走る事にした。
鷹村はさすがに世界チャンピオン、速さが違う。一歩の先をどんどん先に進むのであった。
しかし鷹村は途中で倒れてしまう。
その原因は犬のフン・・・、そのコースは犬のフンだらけだったのだ。
鷹村は自分だけ犬のフンを踏んでしまった事に憤慨するのであった。

はじめの一歩_f0091289_23152420.jpg同じジム内に青木というランキング7位か8位くらいのプロボクサーがいる。
画像にいい物がなかった・・・、何か変だけど、こんな感じのパンチパーマ!
鷹村はこの青木に、例のオフロードコースを走らせ犬のフンを踏ませようと企む。しかしそのコースは真面目な一歩が掃除をしてしまい、犬のフンはもう無い。煮え切らない鷹村は自らう○ちをして、無理矢理青木の頭に乗せるのであった。

ここからは自分の話・・・

忘れていた事なんだけど、俺は子供の頃公園の砂場が嫌いだった事を思い出した・・・。
いや、正確には思い出された・・・だ!
何故嫌いかと言うと、幼い頃母親に連れられて父親の実家に遊びに行った時の事だ。
そこは江東区の都営住宅で、近くに公園があった。
俺は母に連れられるがまま公園に遊びに行った。

鉄棒やジャングルジム、ブランコ・・・、どれも知らない子供たちが占領していた。
小心者の俺はその子供たちの輪には入れなかった。
仕方がないので砂場で山を適当に作って遊んでいた。
その砂の中に、変な物体を発見した。
それはまるでグミのような、アメーバーのようなムニュムニュしてて気持ちが良かった。

「何だろう、これ?」
子供心は初めて体感するその感覚に驚いて、いつしか山の事など忘れてそれで遊んでいた。
その物体は砂と砂利が混ざり程よく水分も補給されていた。粘土をもっと柔らかくした感じだった。その感覚は今でも思い出せる程強烈でもあった。

俺はこんな見た事の無い物は母親にも見せようと思い声をかけた。
「お母さん、これ見て!」
母親はゆっくり自分の近くにやって来て、俺の手を見るなり小さな目が大きく開いた!

「あんた、それ犬のう○ちよ!捨てなさい!」

知らなかった・・・、いや、知ってる人なんてそうそういないだろう!
あの感触は誰も経験してないのではないだろうか?
あれは小学校にも行く前の出来事なのに鮮明に覚えている。
手についた臭いはその後2、3日取れなかった・・・
あれ以来砂場では遊ばないように気を付けている・・・そんな出来事を今日思い出してしまった。

しかし、リリー・フランキーもそうだが、最近読む本にその手のネタは多い。
俺達、男にとって永遠の子供心と言えるネタなのだろうか?
そう考えてしまう1日でありました・・・