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ドモ、アリガト・・・

2004年12月28日横浜アリーナ
仕事納めの翌日、俺はロングとサザンの年越しライブ2004-2005「暮れのサカナ」を観に行った。
俺らの席は何とステージの真後ろ・・・、これが意外に気持ちは萎えてしまう。
以前武道館でクラプトンを観た時もステージの真後ろだったのだが・・・俺は不覚にも居眠りをしてしまった。しかも演奏中に・・・

開演前に清水ミチコのナレーションでダンス講座が行われた。
「愛と欲望の日々」のダンスレッスンだった。清水ミチコが黒柳徹子の真似をしながらのレッスン。画面上は絵であったが・・、そうこうしている内に開演時間は迫ってきた。
会場内の証明が落ちる・・・、俺はその瞬間がたまらなく大好きだ!
そしてシンセの音が鳴り響いて・・・
「ドモアリガト・・・、ドモアリガト・・・」と、何とあのSTYXの名曲「ミスター・ロボット(Kilroy was Here)」が流れた!後で聞いたのだが、このオープニングはサザンがリハーサル中にレコーディングしたものらしい・・・。俺は完璧にSTYXの音源だと信じ切っていた。思わず「アイム・キルロイ!」とか叫んでしまった・・・(笑)ドモ、アリガト・・・_f0091289_21433397.jpg
Domo arigato, Mr. Roboto,
Mata ah-oo hima de


1972年にデビューしたアメリカのロック・バンドSTYXは、79年発表のアルバム「The Grand Illusion(大いなる幻影)」で人気に火がついた!
俺自身は1983年「Kilroy Was Here(ミスター・ロボット)」から火がついた。
ボーカルのデニス・デ・ヤング、ギターのトミー・ショウ。このアルバムはコンセプト色が強く、1枚のアルバムを通して物語になっている。ストーリーは、人に代わって日本製のロボットが労働をする近未来。ロック・スター、キルロイのコンサートに検閲委員が現れ、コンサートを阻止しようとする。時の権力者、Dr.ライシャスがロックは堕落した音楽として取り締まっていたのだ。検閲委員は群集に殺され、結局キルロイが逮捕されてしまう。そのキルロイが脱獄する時を描いたのがこの曲である。キルロイがロボットの仮面をつけて脱出を試みるである。

ドモ、アリガト・・・_f0091289_2242958.jpgしかしこの大ヒットからか、STYXはメンバー同士の不仲説があった。バンド活動は休止になった。このアルバム以降は1990年に再結成されるまでない。
・・・と、言うかですね。90年代に入って洋楽の興味が薄れてしまった俺は、活動を再開した事は知らなかった。アルバムはヒットしていると、とあるレビューに書いてあった。しかも「Kilroy Was Here」以降4枚もアルバムをリリースしてる・・・
俺はてっきり解散したままかと思ってました。
給料が入ったら買ってみようかな?

たまにしかライヴはやらないけど、ライヴをやった時に「ありがとうございます」って言葉を多く言うように心がけている。そのきっかけはサザンのライヴでの「ミスター・ロボット」がきっかけなんです。10月にライヴが決まりました!詳細は後日発表しますね!