思い過ごしも恋のうち/サザンオールスターズ

f0091289_0374032.jpg今思えば、この曲からサザンを好きになったのではないだろうか?
1979年7月25日に発売されたこの曲は俺が11歳の時です。
同じ年の4月5日に発売された「10ナンバーズ・からっと」からシングルカットされました。このシングルカットという言葉。アメリカでは当たり前に行われている発売の仕方ですが、俺は当初分からなかった。何故、アルバムで先に発売されている曲をシングルにするのか?また、何故それが売れるのか?後に発売される「栞のテーマ」、アルバムと同時発売だった「恋するマンスリー・デイ」や「EMANON」もその類です。サザンのシングルで唯一シングルカットされてベストテン入りしている曲はこの「思い過ごしも恋のうち」だけです。

調べてみるとシングル盤とアルバムとではバージョンが違うらしい。今度じっくり聴いてみたいと思う。シングル盤は再発されたシングルCDで持っているのですが、実は聴いた事が無いのです。いつだったか「気分しだいで責めないで」のシングルバージョンを聴いた時にはびっくりする程違ったので、今回もかなり違うのだろうかと期待しちゃいますね!

俺はこのタイトルが好きです。
だって「思い過ごしも恋のうち」なんですよ!
思い過ごし・・・!よくありませんか?
俺ったら思い過ごし?勘違い?そうなのかな?
学生の頃によく目が合う女性がいました。
「あの子、俺の事好きなのかな?」
なんて、思った事ありませんか?

それで思い切って話しかけてみたのです。
当たり前かも知れませんが、普通の反応でした。
よし、今後は常に話しかけるようにして仲良くなろう。
そう思い常に話かけるようにして、互いに冗談を言い合える仲になった。
軽く「この映画面白そうだよね?今度観に行かない?」
「行きた~い」なんて事になった。

日を決めて、、待ち合わせの場所を決める。
寄り道もせずに映画館へ直行、帰りに食事をしました。
互いに映画の感想なんかを言い合って、話題は学校の友達の話になった。
それから俺が不思議に思っていた「授業中によく目があったよね、何か気になる物でもあったの?」なんて聞いてみた。そしたら「○○君の事を見てたんだ!内緒にしてね」と言ってきた。俺を見てるのかと思ったその視線は、俺の隣の席の男だった。俺はその時、顔から火が出そうなくらいない恥ずかしくなった。俺じゃなかったんだぁ~

その翌日から俺は極度に話しかける頻度は下がった。
俺から話しかけなければ相手も話しかけては来なかった。
あの楽しかった映画鑑賞は何だったのだろうか?と思うくらいに距離が出来てしまった。

これは俺の勘違い?思い過ごし?それとも・・・?
学校を卒業してから会う事は無く、真相はわからないままである。
無理矢理キスでもしちゃえば良かったかな?とか思い返していた自分がいた。
たまにこの曲のタイトルを思い出す時がある。そんな時に思い出すエピソードはたくさんある。
俺はエスパーではないから、相手の気持ちを悟る事は出来ないし、俺の気持ちも相手には伝わってはいないだろう。これで良かったんだと思う時もあれば、もったいない事をしてしてなぁ~と悔やむ事もある。これも恋話になるのであろうか?ほんの思い過ごした若かりし日の1ページでした。
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