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勝訴ストリップ/椎名林檎

アーティスト・トータル・セールスも終わって、やっと好きな事が書ける!

って、おいおい(笑)
記事が書けないって悩んで、お題を自分で作るとそれはそれで書きたい事が書けないと悩む。
人間って不便に出来てるモンですね…

で、今度からは曲の紹介も、日々の日記も自由に書きたいと思います。

今日は最近車の中で聴いている椎名林檎の「勝訴ストリップ」を紹介したいと思います。

セールス的に1番のアルバムですが、椎名林檎さんのこだわりを強く感じてなかなか聴き込めなかったのを思い出します。2000年の3月に発売された2枚目のアルバムで前作の「無罪モラトリアル」を聴く感覚で買ったら、ひどく内容の違いに驚き発売当時はあまり好きになれなかったのを思い出します。

1曲目の「虚言症」から重い感じの曲で、高校生の頃に書いた曲だそうです。しかも内容が線路の上に寝ころんで自殺を図った女の子の事らしい。高校生でそんな事を題材に曲を書ける事がびっくりですね。

2曲目には自身もこのアルバムで1番好きかも知れないと語っている「浴室」です。
聴きやすい曲ではありますが、このアレンジは何?ってくらい、ちょっと怖くなります…


6曲目の「アイデンティティ」はレコード会社との契約交渉の際に色々言われた事に対し、自分のアイデンティティを問う詞になっているそうです。意味がわからないとか間違いとか、普通に社会人になった時に誰もが感じる問いがあると思いますが、それを表現するのがすごいです。俺なら酒を呑んで愚痴をこぼすのが精一杯かも知れません。一応、俺も当時の上司に感じた理不尽を曲にした事がありますが、今では恥ずかしくなるくらいに幼さを感じます。


シングル曲は3曲入ってて「ギブス」「罪と罰」「本能」です。
特に「本能」のプロモは当時驚きました!コスプレ好き?にしては妙な色っぽさがたまらなかったっす。そしてあの巻き舌!いいなぁ~(笑)ガラスは割りやすい特殊な物らしく、海外から飛行機で運んだそうです。ガラス代よりも輸送費の方が高かったそうですよ(笑)


まぁ、そんな感じで10年経って聴き直したらいいアルバムですね。
ってか、わかってはいたんだけど…聴き直そうと思っている内に新しいのが出るくらいに目まぐるしい。そんな世情に負けずアルバムをもっと聴き直したい!そう思う所存であります!かしこ…